久しぶりにホームページを更新したんで、ブログの更新もしてみむとてするなり。
左半身付随の護誠の館長にとってスポチャンをまっすぐに「好き」とは言いにくく、スピードには、勿論ついて行けないし、どんなに丁寧にやっても基本動作はきれいには出来なし、・・・だのに「好き」なんです。だから、下手の横好き。横でも下でも構わない。どうせ、護誠の館長のチャンバラ「好き」はなんにも変わらない。今までずっと好きだったし、これからもずっと好きなんだろな 。気がつけば、こんな体で、三つも道場やる羽目になってた。
でも、スポチャンに出会った頃は、馬鹿にしてたんです。ダンスか、こりゃ~、武道の皮を借るエセ格闘的スポーツよ、こんなもん、何の役にもならんわい、と馬鹿にしてました。幼少から柔道を学び、正道空手に明け暮れ、韓国で実践テコンドーに出会い、日本拳法、少林寺と進んできた護誠の館長にはゴムの剣と、スポンジのお面は、出会った当時は、このスポーツ、笑い話でしかなかった。
そんな護誠の館長を本気にさせたのは、攻誠の館長、故植田誠史先生でした。いきなり、面打ちを決められ、ショックでショックで・・・、後に電光石火と評されている面打ちであることを聞きなるほどと思った次第です。さて、攻誠の館長に一発返したくて、本気でスポチャンやり始めると、これが見た目以上にスピードを求められて、これ、ついていけんって思いました。この時期に足打ちのフェイントから右のロングフック気味に横面打ち、つまりは「堤馬風」が、まず、誕生しました。これが八風で一番はじめに生まれた技ということになります。当時、私の師匠からは、「高島スペシャル」と名付けられていました。要するにスピードに対抗するにために術を身につけるしかなかった。これが後々、護誠の館長の生き方にさえ影響するめちゃめちゃにおもしろいスポーツになっていきました。堤馬風から浪風が生まれるまでには、僅かな時間でした。次々にうまれる八風の技は、攻誠の館長の電光石火の面打ちに対抗するためのものでした。勿論、当時は八風なんて名も無く、各道場の最強選手、有名師匠がやってたこと、教えてくれたことに護誠の館長が名前を付けただけなんです。そうして、がったがたに壊れても、チャンバラから離れられない体になってしまいました。これは、全て、攻誠の館長の責任です。護誠の館長をここまで、スポチャンを本気にさせた攻誠の館長はもういません。だから護誠の館長はずっと本気のまま、ケジメがつかずにいます。これではね、周囲とうまくやれない。特に権威意識のあるチャンバラーとはね、本気のチャンバラ好きと小さなチャンバラの権威意識は水と油なんです。そもそも「権威」って言葉がキライです。いや、なんにもありませんでしたよ。お気になさらないで!護誠の館長が、周囲とうまくやれないのは、攻誠の館長のせいだと言いたいだけなんです。話を戻して、八風です。八風は、長い時間かけてもなかなか形になりませんでした。ずっと胎児のままで、結局、誕生したのが和歌山です。ので、やはり、紀州生まれの子なんです。この和歌山で成長して、和歌山で成人してほしいと、内心は願ってます。
そうそう、八風について、過去にツィートしたことがあって、記録の意味で次にコピーしました。時間あれば読んでみて下さいな。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月6日 和歌 和歌山市
武道には、一歩踏み込んで受ける技が多々あります。下段の廻し受けも流水蹴りも一歩入らないと型として使えても技として使えません。まして、フルコンタクトでするクロスカウンターや移り腰は、相手の攻撃に一歩の踏み込みがないとただの遊びです。はじめは、受けの踏み込みって、めっちゃこわいです。スポーツでも鍛錬でこれを克服しましょう。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月6日 和歌 和歌山市
今吹衆は、「山颪(やまおろし)」という技で受けの踏み込みを練習します。一緒にやってみませんか?
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月9日 和歌 和歌山市
間合いを一気に詰めるにオーバアクションは、厳禁です。人間離れしたスピードでないかぎり、必中は、ムリ、ならば術を!
今吹衆どもは、こんな時、疾風という技を使います。疾風といいますのはね、まず、足をちょっと幅広めに構えまして、そして、引くんです。なにをって?それは、あっ、字数がない・・・。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月10日 和歌 和歌山市
技の体得は、媒体を一切用いず、盗むことを学ぶことから始まります。五感六感を最大限駆使するのは当たり前、記憶力や、理解力など弟子としての知性に、積極性、従順性など学ぶ側の姿勢、つまり、ゼロ感(素地)が必要です。その上で盗む!盗んで我が物に!
その気がなければ、盗人にはなれません。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月14日 和歌 和歌山市
剣先を隠すために、してはならないオーバーアクションを敢えて使います。吹き落ちる風が、山風の正体、山風に反応した相手に次に吹くのが谷風、山風がきっちり吹き抜ければ谷風をかわすどころか、どこから
風が吹いたかさえわからない、吹き上がる風が、谷風の正体、つまり、これが「山谷風(さんこくかぜ)」です。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月14日 和歌 和歌山市
今吹八風の基本となるのが「鎌風」、これができないと八風を体得できないし、八風の理が掴めません。言葉にすれば、「低くて胸を張る足打ち」なんですが、秀でた脚力がないと、「鎌風(かまかぜ)」は完成しません。つまり、八風は、強靭な下半身から生まれるのです。「鎌風(かまかぜ)」かぜ)」が判れば、八風は、ほとんど理解できます。鍛練です。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月14日 和歌 和歌山市
鎌風を導入として、「堤馬風(だいばかぜ)」、「浪風(ろうふう)」の二つの技があります。この二つ、面白いのは、足打ちに対する面打ちの怖さを知らないスポチャン歴の浅い人ほど出来るんです。ダイバとロウフウが下手になってきたことでチャンバラ慣れてきたなと思う今吹衆頭領なんです。詳細は、また次に!
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月15日 和歌 和歌山市
「堤馬風(だいばかぜ)」は、低い足打ちを術として仕掛けて、相手の上から覆いかぶさるような面打ちを誘導させて、利き手の反対の横面を切り上げ的に打ち込みます。とは言え、ケンカ四つでは、扇打ちになるし、相四つなら、掬い打ちになりますが、これ、出遅れると相手の面打ちの餌食です。躊躇が、一番の敵なのです。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月15日 和歌 和歌山市
「浪風(ろうふう)」と、「堤馬風(だいばかぜ)」は、係りは、全く同じです。ダイバが、一点打突に対して、ロウフウは、面攻撃なので、ロウフウは、扱いやすい技です。対してダイバは、応用がきく技です。どちらを得意とするかは、その人の体格、性格、人格によります。浪風は、低い体勢からの切り上げで、かなり効果的な技であります。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月17日 和歌 和歌山市
八風の中には、二つの運足があります。「疾風(しっぷう)」と「旋風(せんぷう)」です。疾風(しっぷう)が線の動きに対して、旋風(せんぷう)は、円の動きで、間合いを盗る足運びです。間合いを距離と思ってる間は、この運足は、使えません。この世には、目には見えない、手には触れない、しかし、物理的なものがあります。その一つが間合いです。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月17日 和歌 和歌山市
まずは旋風(せんぷう)、動きとしては、横移動にみせて、円に動きます。動きは、単純にして明快、ただいつ、どこで打つかの理解がないとこの技に意味がないのです。真似は、誰にでもできます。誰にでもできるからこそ、理を掴みにくい。しかし、それを掴んだ瞬間、見えない、掴めない間合いが物に感じます。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月17日 和歌 和歌山市
続いて疾風(しっぷう)。通常、スポーツでは利き足移動します。理由は簡単、体重が乗ってないので動きやすい。疾風は軸足移動なんです。しかも、出来るだけ軸足の移動を相手に見せなければ完成、これも真似は簡単。テコンドーのスライディングキックに同じ運足を見ました。理がわかれば、これ以上速い運足はない。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月17日 和歌 和歌山市
最後の八風です。勿論、八風に最初も最後もありませんが。では、「難風(なんぷう)」です。この理は、「居つき」です。時にエアー剣を斧に見せ、日本刀に見せる。術をかけられて居ついた相手は動かない。相手の目を目で捕まえて居つかせる、これも真似は、容易く理が見えにくい。お分かりか、実にこれが八風真髄なり。
紀州護誠館館長 @imabukushusupo1 2015年4月17日
説明してきた、今吹八風は、基本形です。未だ今吹衆には八風を使いこなせる者がいませんが、コレは、今吹衆のせいでなく、師の教え方の責、ゴメンなさい。それでは、もう一度技の名を「鎌風、浪風、堤馬風、山谷風、山颪、疾風、旋風、難風」の八の風です。形と理屈と自信は、三種の神器、これを揃えて❗️あなたも学んでみませんか?
武道には、一歩踏み込んで受ける技が多々あります。下段の廻し受けも流水蹴りも一歩入らないと型として使えても技として使えません。まして、フルコンタクトでするクロスカウンターや移り腰は、相手の攻撃に一歩の踏み込みがないとただの遊びです。はじめは、受けの踏み込みって、めっちゃこわいです。スポーツでも鍛錬でこれを克服しましょう。
今吹衆は、「山颪(やまおろし)」という技で受けの踏み込みを練習します。一緒にやってみませんか?
間合いを一気に詰めるにオーバアクションは、厳禁です。人間離れしたスピードでないかぎり、必中は、ムリ、ならば術を!
今吹衆どもは、こんな時、疾風という技を使います。疾風といいますのはね、まず、足をちょっと幅広めに構えまして、そして、引くんです。なにをって?それは、あっ、字数がない・・・。
技の体得は、媒体を一切用いず、盗むことを学ぶことから始まります。五感六感を最大限駆使するのは当たり前、記憶力や、理解力など弟子としての知性に、積極性、従順性など学ぶ側の姿勢、つまり、ゼロ感(素地)が必要です。その上で盗む!盗んで我が物に!
その気がなければ、盗人にはなれません。
剣先を隠すために、してはならないオーバーアクションを敢えて使います。吹き落ちる風が、山風の正体、山風に反応した相手に次に吹くのが谷風、山風がきっちり吹き抜ければ谷風をかわすどころか、どこから
風が吹いたかさえわからない、吹き上がる風が、谷風の正体、つまり、これが「山谷風(さんこくかぜ)」です。
今吹八風の基本となるのが「鎌風」、これができないと八風を体得できないし、八風の理が掴めません。言葉にすれば、「低くて胸を張る足打ち」なんですが、秀でた脚力がないと、「鎌風(かまかぜ)」は完成しません。つまり、八風は、強靭な下半身から生まれるのです。「鎌風(かまかぜ)」かぜ)」が判れば、八風は、ほとんど理解できます。鍛練です。
鎌風を導入として、「堤馬風(だいばかぜ)」、「浪風(ろうふう)」の二つの技があります。この二つ、面白いのは、足打ちに対する面打ちの怖さを知らないスポチャン歴の浅い人ほど出来るんです。ダイバとロウフウが下手になってきたことでチャンバラ慣れてきたなと思う今吹衆頭領なんです。詳細は、また次に!
「堤馬風(だいばかぜ)」は、低い足打ちを術として仕掛けて、相手の上から覆いかぶさるような面打ちを誘導させて、利き手の反対の横面を切り上げ的に打ち込みます。とは言え、ケンカ四つでは、扇打ちになるし、相四つなら、掬い打ちになりますが、これ、出遅れると相手の面打ちの餌食です。躊躇が、一番の敵なのです。
「浪風(ろうふう)」と、「堤馬風(だいばかぜ)」は、係りは、全く同じです。ダイバが、一点打突に対して、ロウフウは、面攻撃なので、ロウフウは、扱いやすい技です。対してダイバは、応用がきく技です。どちらを得意とするかは、その人の体格、性格、人格によります。浪風は、低い体勢からの切り上げで、かなり効果的な技であります。
八風の中には、二つの運足があります。「疾風(しっぷう)」と「旋風(せんぷう)」です。疾風(しっぷう)が線の動きに対して、旋風(せんぷう)は、円の動きで、間合いを盗る足運びです。間合いを距離と思ってる間は、この運足は、使えません。この世には、目には見えない、手には触れない、しかし、物理的なものがあります。その一つが間合いです。
まずは旋風(せんぷう)、動きとしては、横移動にみせて、円に動きます。動きは、単純にして明快、ただいつ、どこで打つかの理解がないとこの技に意味がないのです。真似は、誰にでもできます。誰にでもできるからこそ、理を掴みにくい。しかし、それを掴んだ瞬間、見えない、掴めない間合いが物に感じます。
続いて疾風(しっぷう)。通常、スポーツでは利き足移動します。理由は簡単、体重が乗ってないので動きやすい。疾風は軸足移動なんです。しかも、出来るだけ軸足の移動を相手に見せなければ完成、これも真似は簡単。テコンドーのスライディングキックに同じ運足を見ました。理がわかれば、これ以上速い運足はない。
最後の八風です。勿論、八風に最初も最後もありませんが。では、「難風(なんぷう)」です。この理は、「居つき」です。時にエアー剣を斧に見せ、日本刀に見せる。術をかけられて居ついた相手は動かない。相手の目を目で捕まえて居つかせる、これも真似は、容易く理が見えにくい。お分かりか、実にこれが八風真髄なり。
説明してきた、今吹八風は、基本形です。未だ今吹衆には八風を使いこなせる者がいませんが、コレは、今吹衆のせいでなく、師の教え方の責、ゴメンなさい。それでは、もう一度技の名を「鎌風、浪風、堤馬風、山谷風、山颪、疾風、旋風、難風」の八の風です。形と理屈と自信は、三種の神器、これを揃えて❗️あなたも学んでみませんか?