護誠の館長は、幼い頃から尊敬できない権威の上に立って物を言う人間が大嫌いで、そのせいなんだろな、ケンカ相手は、いつも年上の子や先輩、親も含んでまわりの大人、先生、近所のおっさんだったりしてました。もめながら考えていたことは、お前の親がウチの親より早く交尾しただけで偉そうにできる人間の気が知れないってこと。勿論、尊敬できる人物は、年齢の上下は小さな話しで、自分にないものを持ってる人ならば、それは先生です。スポチャンの世界は、自分も含めて先生がいっぱいいます。我が身は、先生と呼ばれることに甘んじてはならぬ、こんな体の壊れた自分に「先生」と呼んでくれる子供達を感心しながら、これに答えねばっと身を律しております。この子達の方がよっぽど先生なのにな~。さてさて、前に言いましたが、協会長が、「たかがチャンバラ」っと言われたときに自分には、その言葉に痛烈な権威に対する対抗心を感じたんですが、ちょっと違ってました。曖昧でいい、ええ加減でいい、という意味だったらしく、それは、尊敬できない権威の次に嫌いな言葉なんです。ならば同調はできない。つまらない前置きは、このくらいでいいや。
さてさて、護誠館のチャンバラポリシーは、何をおいても先ず楽しくあること、その次に強くなること、楽しくもないのに強くなるはずがない。楽しくなって、好きになって、強くなる。でも、上手くも強くもただの結果だ。そのことを表して、二匹の鷹がチャンバラしてます。なぜって?鷹がチャンバラで「たかがチャンバラ」なんです。シルエットにしてるのは、このチャンバラする鷹どもが、将来何に化けるか期待を込めてます。末は、鳳凰か、不死鳥か、子供達の将来が、楽しみだ!
そして護誠館の座右の銘「至誠通天」を謳い込んでいます。道場旗が出来た記念に、調子に乗って、ジャンバーも作ってみました。道場旗と同じデザインです。どうです、かっこいいでしょ。杭ノ瀬衆の中高生達がこれを着てくれるようです。
さあ、カッコばかり整ったって、意味はない、護誠館!