どぉも~、いいえ、同門の話

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昔も今もただチャンバラがやりたくて、十何年経ったて、その気持ちには、あまり変化がない。気持ちは変わってなくても環境も体も随分変わってしまった。気持ちの方もそれらと同時に変わっていかねばならなかったんだと思う。他人の情熱はうっとうしいだろうし、理解されない情熱は持ってて重たい。周囲と温度差を感じても、だからどうするべきか、よくかわからない。馴れ合うつもりもない。群れに交じって作り笑いしてれば気持ちも変ったことになるのかな?子どもの頃から群れるのは好きじゃなかった。まわりの大人から、「そんな態度は損するぞ」、「一人で耐えてたらお前いつか爆発するぞ」っていわれてたけど、オレ、群れないこと嫌いじゃないから、損した気にも爆発したいと思う気にもなった事もない。むしろ、群れる方が爆発したいこと一杯あったよ。勿論、過去には群れるだけの意味のある連中もいた。奴らとは、今も時々群れる。チャンバラでもそう。まだ体もバンバンに動いて、一緒に汗を流した同門とは、その温度差を感じない。多分、こいつ、オレと同じ温度なんだな。組織の力とか言うけど苦手。何もしないヤツが増えて、エライ人が増える組織が一番苦手、結局何の役にも立たない。オレの助けになるのは、同じ温度のあいつ、群れの方じゃねえ。オレと同じ温度のあいつを人は友達と言うのか。

あいつ、別に一緒にいる訳じゃない。気兼ねも気遣いもない。でも困ったときは頼りになるんだ。ついつい、声を掛けちまう。だから、声掛けられたときは、全力疾走で、あいつのところに行く。あいつのことを友達と思った事も、そう呼んだこともない。一番相応しい言葉が、「同門」。それが友達やンといわれるとそうかな、って思いながら、そんなに軽くねえって思うような存在。やっぱり持つべきものではある。同じ土俵で、同じつらさ味わって、同じ温度して、仲間とか、友達と違う奴ら。

もぅ一回だけ昔みたいに、ただひたぶるにエアー剣振り回して、笑いながら、勝ったの負けたのいいたい。

2016年7月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima