塞翁が馬

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何が幸福の始まりで何が不幸の始まりかは、わかりません。頭領の中学時代の先生の口癖で、「人間万事塞翁が馬、災い転じて福となす、失敗は成功のもと、雨降って地固まる」とよくおしゃっておられました。受験勉強のうまくいかない生徒に多分、励ましているつもりでこの故事ことわざを連発されてましたが、国語の点数が悪かった友人Aは、「災い転じて・・・」の辺りで遠吠えしてたのを思い出します。

とはいえ、45才になった頭領には、なるほどっと思いあたることも多々あります。半身麻痺の体になったこともその一つです。動けない、つかめない、走れないこの体のおかげで、どれだけの幸福を得ることが出来たかことか・・・。でも、詳しくは言いません。もし、全部言ったら、みんな、びっくりすると思います。が、勿体ないので言いません。どうせ、障害者の強がりだっと思って下さい。障害者は強いんです。これは、何人かは、共感してもらえると思います。しかも塞翁さん、僕は、不幸が一生続くように、障害がずっと続くので、不幸は多分もう来ないんじゃないかって思います。如何でしょうか。塞翁さんもうらやむ頭領です。

今吹衆!とにかく、つらくてしんどいときこそ、受け入れて喜べ、ここから始まる幸福がある。これがスタートだ。よかったな。

人間万事塞翁が馬、災い転じて福となす、失敗は成功のもと、雨降って地固まる、かつての恩師の口癖である。

 

2014年10月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima