大切な三つの「つ」の話

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頭領は、自分の子供たちに(特に男の子に)、男には、大事な三つの「つ」がある話をよくしました。「つ」?、なにかわかりますか? 「つ」です、「つ」・・・、ふざけているわけでなく、順番は、どうでもよいのですが、まずは、武術の「つ」、次に法律の「つ」、それに理屈の「つ」、つまり、韻を踏んでるわけですな・・・。つまらん!

さて、はじめの「つ」は、「武術」の「つ」、男の自信は、強い体、鍛錬された心、相手を倒すことのできる技から生まれると信じていた頭領は、自らもいろんな武道を学び、子供たちにも学ばせましたが、結局、芦原空手を学ばせた長男はバスケ、テコンドー戦士を目指さした次男は、サッカー、武道の良さを熱く語って聞かせた長女は、さんざん迷って、柔道部に入らず、吹奏楽部に入部、一番末の愛娘は、遊びの中で空手の練習してたのにいつの間にか、母の罠にはまりバレーを・・・、なんでやねん。次の「つ」は、「法律」の「つ」!世の中のルールを身につけることは、この日本において、力にもなるし、隣人を守ることもできる。仕事では武器になるし、遊びに深みを持たせることができる、それが、法律だと思います。最後の「つ」は、「理屈」の「つ」です。何かがそこに存在し、ある事柄が起こったとき、その物・事の「理(ことわり)」をいち早く理解する者は、誰よりも前に進むことができる。頭領は、子供たちに三つとはいわない、一つでも大切な「つ」を自分のものにしなさい、と言いました。この「つ」を自分のものにするためには、鍵が必要です。武術の「つ」には、健康、つまりは正しい食生活と規則正しい生活、法律の「つ」には、勤勉、つまりは、学ぶことに対する謙虚な姿勢、学ばせていただいておりますという心構え、理屈の「つ」には、感性、つまりは、貪欲なまでの観察力と研ぎ澄まされた直感。三つの「つ」は、相乗効果を生み、男を・・・、いや、人を更に上へ、更に上へ、とステージを押し上げてくれます。とはいえ、偉そうに曰わっても、頭領は、未だ一つの「つ」も我が物にしていません。ま、日本の子供たちに期待しております。うちの子は別として・・・、いや、うちの子も含んで・・・。どっち?まいいや!

今吹衆よ!武術の「つ」は自信、法律の「つ」は社会のルール、理屈の「つ」は、世のことわり、これらを身につけて、やがては、一角(ひとかど)の人物となり、この日本を牽引する人物となれ! スポーツチャンバラは、はじめの「つ」を自分のものにしやすいスポーツです。しっかり精進せよ。

 

 

2014年8月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima