アナと雪の女王

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この前、ディズニー映画を娘をつれて(連れられて?)見に行きました。実は、頭領、ディズニー映画を映画館で見たのは初めてです。ディズニー映画って、アニメのイメージで、それも頭領の好みに合わない人物絵柄、ディズニーなぁっと思いながら、大して気乗りもせず、天気の悪い休日ということで、発券売り場の長い列に並んで、ちょっと不愉快・・・。しかし、映画が始まって、はじめの数分で、「こりゃあ、人間は勝てねぇな」っと思いました。ここまで、コンピューターで映画を作ってしまったら、人間がいくら、完璧なスタジオで、完璧な演技しても「これじゃ及ばない・・・」、風景といい、人の表情といい、歌も音楽も、エルサが氷の城を作り出すシーンなんかは、言葉も出ません。ともかく、すてきな映画でした。この感想が頭領に一番相応しくない感想で、お恥ずかしい・・・、二度言いません。この映画、ストーリーもとってもよかったです。過去、寒い思いをした頭領にとって、エルサが、自ら負いし、生き様に踏ん切りをつけて、「少しも寒くないわ!」と歌いきるシーンに共感し、感動してしまいました、柄にもなく・・・。うちの娘も言いましたが、雪の女王が寒くないのは、当たり前っと思わないでください。エルサが寒かったのは、自分が存在することを疑っていたこと・・・。一番確固たる存在である自分が信じられない状態は、怖いんです。恐怖は、寒い。頭領は、半身不随になったはじめの一週間は、何が起こったのか理解できませんでした。次の一週間で不安を感じ、次の一週間で恐怖を感じ、しばらく寒くて、自分の動かない左側を受け止めた時、つぶやきました、「俺がつらそうにみえるか!少しもつらくない」っと!本当にすてきな映画でした。・・・ぎゃぁ、また言っちまった!最後を男女の愛でなく、姉妹愛を持って、真実の愛としたところにもなんだか、頭領的に落ち着いたエンディングで、途中、ダブルハッピィエンドで閉める気だなっと思わせて、演出も小癪だぜ、ディズニー・・・。もう言いませんが、本当に・・・すばらしい映画でした。

 

2014年5月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima