今吹衆には、八つの風の名を持つ技があります。技の名前だけ羅列してみます。
鎌風、だいば風、山谷風、山おろし、浪風、疾風、旋風、難風・・・、これは、頭領が先生から教わったことや、各道場の猛者の技を見て盗んできたものなんですが、いろんな道場に出稽古行くにあたって、このままでは、通じないと感じる技も出てきました。ので、今吹八風は、風のように自由に変化します。前にも言ったようにこれらは、基本形としてほしい型ですが、スポーツチャンバラが、自由である以上、これに学ぶ今吹衆もまた、自由に吹き渡る風です。今吹八風も、頭領と、同じ体格、同じ筋力であれば、それなりに使える技になりますが、今吹衆の誰も、頭領とは違う体型で、違う筋力であれば、今吹八風は、参考書に過ぎません。参考書も、学者の発見、歴史の流れで書き換えられます。ので、八風も、時に書き換えられます。一風を極めてもいい、組み合わせて、新しい得意技を作ってもいい、もっかい言うけど八風は、あくまで参考な!そろそろ幼年部にも教えようかな?
さて、変える必要があるのは、鎌風だ。低さに特徴のある技だけど、いまのスポチャンのスピードには、ついて行けない、実戦を意識しすぎなのと、相当に脚力がないとこの技は成立しません。ちょっと、君らには、難しかったかな?鎌風を使おうとして、面を割られる様なので、これではダメだって思いました。低さにスピードが伴えば、いい技なんだが・・・、ダメだ、今吹衆が勝てない。以後は、足うちのすくいと扇打ちの連続技に変化させていこう。
よっしゃ、今吹衆幼年部!八風については、おいおいやっていこうな。ともかくつながりの文化祭、基本受打しっかりやろうぜ!