攻誠館に行って参りました。

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東大阪の橙龍(と、勝手に呼んでますが) 攻誠館に出稽古させていただきました。実は、二年ほど前にも行かせていていただいて、今回が二回目の出稽古なんです。ここの植田館長と長谷川先生と頭領は、その昔、東大阪道場で、田中・中村両先生、金子師匠の下、一緒に汗を流した同門、つまりは、同じ釜の飯を食った仲間なんです。当時は、基本そっちのけ対戦必至の道場でした。それがそれが、この道場の基本動作ご指導の厳しいこと厳しいこと。剣道ご出身の先生方であればこその型の美しさかと思いきゃ、長谷川先生高砂武蔵の浦川先生にご教授いただいたとのことでした。基本動作は、各道場長の解釈や得手不得手で指導、表現、ニュアンスに差違が生じます。何百年と継承される武術の型であれば、個人の感覚や解釈は、そぎ落とされ、精錬されていくのでしょうが、そこはまだ40年のスポチャン、まだまだ成長段階です。頭領も年に二・三回は攻誠館に邪魔しに行って、基本動作の指導方法を長谷川先生から盗んでこよおっと!先生を一人に絞って教えを受ける方が門下にも統一した話が出来るよな~。大事なのはそこで、もともと基本動作が苦手な上に半身不随の師匠では、せめて一貫してないと、門下に指導できない。これからは、長谷川先生の言うことをALLにしようっと!

さて、厳しい先生の声の飛ぶ道場で、うちの技巧の重戦車ユウトが、この道場は絶対泣いたらアカン道場なんや・・・って呟いてたのは印象的!君はすぐ泣くもんね。泣くと人間、考えることをやめてしまう。攻誠館の先生が怒っているのは泣くとこと以上に、泣いて、何もしなくなることを怒ってんだ。その先生から、「髙島さん、丸くなった」といわれ、体のことかと思ったら、それもそうやけど、性格がって・・・。ふん、あなたも昔は、相当に荒っぽかったですよ。まぁ、歳食った分、おたがいにね!

でも今吹衆!今回の出稽古で、頭領、前からちょっと思うところあって、もうちょっとステージあげてもいいかなっと改めて思いました。頭領自身の体が壊れて、動けることに感謝する日々を送ったせいで、ただそれだけで満足するステージに今吹衆を上がらせて、そこに留めてしまったんではなかろうか。竹中さん一家も来てくれたことだし、ここいらが脱皮の時期か。今吹衆には、しんどかったかも知れないが攻誠館の練習がきつい訳では無いんです。むしろ普通田と思います。うん、今吹衆の次のステージを用意しよう。いや、用意せねば!よい出稽古でした。長谷川先生有り難うございました。また、出稽古、お願い致します。

 

 

2015年6月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima