所は「大きい波」と呼ばれる武道場。時は、二千から十四を超える七番目の月の六日目、巳の刻、この紀州に集まった各地の兵どもは、七〇を数える。さあ、十一回目の和歌山大戦が始まった!今吹衆からは、十一人の侍と九人の世話役の二十名を繰り出しての大戦!今回の大会は、奈良剣豪の里から一心塾、兵庫から天下無双の真成苑に西宮の雄 松朗館、宝塚から居合いの流れをくむ刀流館、京都書生っぽ侍が、仏教、立命館、大谷の三大学から参戦!北摂の雄 言わずと知れた友心館、大阪の昇り龍 蒼竜館、東大阪の橙竜 攻誠館、河内の暴れ侍 柏原道場、南河内の雄 富翔館、泉州の雄 有朋館、泉州の美侍 熊取クラブ・・・。団体戦参戦の面子です。本大会参加道場は、まだあるかも!これらの兵どもを迎え撃つ紀州侍が、紀中の新星 有田川スポチャン教室、紀北の黒豹 自灯館、大友の一匹狼 松下君、そして我らが風の今吹衆の総勢35人の剣士たち!さぁ、どう勝ち残るか、紀州の侍たち!
早速ですが、今吹衆の結果発表しま~す。→無段二刀の部で優勝 疾風のヤス、異種の部二刀で三位入賞 二刀使いの雪だるま有護、1級から3級の長剣部で三位入賞 戦うアメンボ有誠、無級長剣の部三位入賞 今吹衆の鬼小町モエ、幼年基本動作の部優勝・幼年小太刀三位入賞・幼年長剣三位入賞 風魔のゆう、以上の4人が入賞しました。おめでとう!よく頑張った!他の紀州侍たちも入賞を果たしました。結果は、スポーツチャンバラ和歌山県協会のホームページに掲載されると思います。そちらをご覧ください。
今回の大会、これだけの面子が集えば、そこ、ここで、名勝負を見ることができました。いい勉強させていただいたし、スポチャン後進国の和歌山にあって、これだけの大会を開催できたのは、ひとえに各都道府県協会、京都の学生グループそれぞれの組織の幹部様が、この和歌山のチャンバラーを一つのコミュニティと受け入れていただき、温かく見守っていただいていることの表れであります。心から感謝です! 皆様、本当にありがとうございました。
今後ともこの和歌山をよろしくお願い申し上げます。懲りずに、またお越しください。今吹衆どもは、日々の鍛錬を怠らず、皆様をお待ちし、そして、皆様の所に出張っていくつもりです。