神戸で、スポチャン兵庫県協会主催の本部講習会があり、田邊哲人会長の講習を我が今吹衆から、やっさん、ユウゴ、ムーマ、みさほさんの四人に受けて貰いました。ゆくゆく紀州スポチャンのリーダーになって貰いたい面子です。四人各々、思い思いの感想なり、知識なりをもってもらえたと思います。大先生は、以前にも増して、お元気そうで、何よりです。まだまだ小さい存在ですが、我らが紀国にもお越しいただきたいな、そう思いました。頭領は、ベビーシッターをしていたので、大先生のお話を聞くことが出来なかったのが残念ですが、聞くところによると、講習は、部外競技にお力が入っていた様子、この和歌山でも田中先生率いる、部外競技の勉強を中心とする和歌山同好会(以下、和同会と言いますね)が、この3月から始動します。実は、頭領のその昔、大阪大会で棒の部で準優勝したことがあって、部外競技は、部外と言われながらも、スポチャンの醍醐味、これがおもしろい、そう思って、当時の東大阪道場が購入したエアー棒を借りまくって、あっちに棒のうまい人がいる、こっちに棒好きが集まってるっと聞くと厚かましく出稽古させて貰ってました。なつかしい日々です。大阪府連の林理事長に無理矢理、棒のご指導頂いた事があって、林先生から、「高島さんは、棒をブンブン振り回して、相手をバンバン叩こうとするがそもそも使い方が違います、棒は、相手の攻撃を受けるための得物なんです。受けて受けて、凌いで凌いで、相手の攻撃に現れるスキを見逃さず、ポンと突けばいい。棒で防御の技術、相手の隙を見る目を養って下さい」と教えていただきました。小太刀護身道から生まれたスポチャンが、槍や、盾長剣を練習する所以が、林先生のその言葉の中にありました。そしてその言葉は、当時、剛剣使いだった頭領自身のチャンバラスタイルに大きく影響しました。凌いで凌いでポンってか!これこそ正に「仁!」このブログを古くから読んでいただいている方には、なんこっちゃ分かってもらえると思います。ルールが厳しくなって部外競技がおもしろくなくなったという声も聞きますが、それも修行の一環、鍛錬あるのみ、近道はないですよね、大先生!
さあ、今吹衆、どんな用具にもどんな練習にも神髄というものがある。表面ばかりで無く、神髄を見る目をもってることが達人の条件よ。チャンバラだけじゃねぇ、神髄見切って、生きる達人になろうぜ!