2020オリンピックは東京だ!

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関係者の皆さんは、大変な大業を成し遂げられました。お疲れ様でございました。世間では、上心にも下心にも深読みされる方もいらっしゃれば、安部首相のスピーチに感動する方も、疑問に思う方もいらっしゃって、今吹衆頭領が東京、選ばれてよかった、よかったっと思うのは、ちょっと単純なんでしょうか。経済効果も期待できるそうですし、何より、この日本を選んでもらったことがなんだかうれしいです。高校野球ワールドカップも日本球児達は、調子がいいようで、これもうれしいことなんです。頭領には、オリンピック招致のことも高校野球のこともよくは分かりませんが、とにもかくにも、がんばれ日本!!

さてさて、オリンピックと言えば、言わずと知れた世界最大のスポーツの祭典です。だから、話題もいっぱい、夢いっぱい、決まった以上は、いいものになってほしいと頭領は、この祭典に関われるわけではないのですが、本気でそう思っています。関係者の皆様におかれましては、7年後の東京五輪が、世界の歴史に残るようなすばらしいものになりますよう、一層のご尽力をお願い申し上げます。

スポーツという以上、勝たねばなりません。大会が大きければ大きいほど、結果を出すことにその意義を求められるからこそ選手のプレッシャーは、途方もなく大きくなります。この部分は、スポーツと武道とのちょっとした違いでもあるように思います。そういえば、頭領がまだ柔道小僧だった頃、ロス五輪柔道無差別で、山下選手とラシュワン選手の試合で、頭領の柔道の師が、柔道小僧達をあつめて、こう言いました。「日の丸背負って、痛みに耐え抜いて、逃げずに戦った山下選手を見習うべし!」と。その言葉の中には、ラシュワン選手が山下選手の負傷した脚を攻めたかどうかには、全く触れず、また金メダルを取った山下選手に対する賞賛の言葉もありません。ただ、痛みに耐えて、日本柔道の面目を守った山下泰裕先生を見習えという、まさしくこれが武道なんです。柔道の師は、たとえ山下選手がラシュワン選手に負けていても同じ事を言ったとお思います。道を究めることを目的とする武道は、勝ち負け以上に習得しなければならないものがあります。その部分が、武道家とスポーツインストラクターと一線を画する部分でした。「でした。」というのは、武道家先生もその時代の流れからスポーツ化の道を歩んだように思います。それは、必然でした。なれば、勝敗は、きわめて重要です。その世界なら引退もあるでしょうし、人気を集めることも勿論、重要なことなのです。今でも「道」にこだわられる武道家先生もいらっしゃると思いますし、スポーツチャンバラの世界にもいらっしゃいます。しかし、今や武道として立ち、スポーツと一線を画することは、簡単な事ではないのでしょう。ですが、風の今吹衆は、スポーツから武道のよい部分を学びたいと思っています。スポーツである以上、勝つことにこだわって修行を積んでいきたいと思いますし、「勝つ」こと以上の価値のものにもこだわっていきたいと思っています。武道の先生方には、これからもご指導お願いいたします。何より、今般、オリンピック招致の成功については、心よりお喜び申し上げます。向後、この祭典に関して、世界中の、選手を含むご関係の皆様のますますご活躍をお祈り申し上げます。

 

2013年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : humishiotakashima